忠義の官兵衛見たい…16代目当主黒田長高さん

黒田家16代目の黒田長高さん(東京都港区赤坂の黒田家中屋敷跡地で) NHKの大河ドラマ「軍師官兵衛」がスタートした。 主人公の黒田官兵衛は、羽柴(豊臣)秀吉の天下統一を補佐した才気あふれる軍師だったと伝えられている。官兵衛の長男で福岡黒田藩の初代藩主・長政から16代目の当主・黒田長高さん(61)にドラマへの思いなどを聞いた。 戦国時代のドラマは数多くありますが、官兵衛に焦点を当てた作品は少ない。しかも、羽柴秀吉配下のナンバー2で、隙あらば天下を狙う謀略の将として描かれる。家を継いだ者としては、あまり気持ちの良いものではありませんでした。 私は、官兵衛は本当はお人よしで、忠義心にあふれた人物だったのではないかと思います。だから、この大河ドラマが官兵衛のイメージを払拭する作品になってほしいと、楽しみにしています。自分の才覚で乱世を切り開き、人を信じて生き抜いた人。そんな人間味あふれる官兵衛がみたいです。 黒田家の由来が気になりだしたのは、20歳代後半からです。子どもの頃は、祖父・長礼(ながみち)も父・長久(ながひさ)も播磨とのつながりを語ることがなく、私も黒田家の出自は藩主だった福岡にあると思っていました。1980年に兄が29歳で亡くなって家督を継ぐことになり、黒田家の歩みに思いを巡らせました。 播磨と私自身の縁の始まりは92年。姫路文学館で催された「播磨灘物語展」の開幕式に招かれました。2006年からは官兵衛のファンによる有志の団体「播磨の黒田武士顕彰会」に請われ、姫路お城まつりなどに参加するようになりました。大河ドラマ誘致の顧問も務めました。 毎年4月には御着の黒田家廟所に参っています。これまで地元の方々が廟を大切に守ってきて下さった。大変ありがたいことです。私にとって播磨はあまり知らない土地でしたが、懐かしさを感じました。 私が住む東京・赤坂は江戸時代に黒田家の中屋敷があった場所です。往事は約2万坪の土地に、池のある庭園や複数の蔵があったと聞いています。東京大空襲で焼け残った蔵には、「黒田節」にもうたわれている官兵衛の家来、母里太兵衛の逸話になった名槍「日本号」もありました。「蔵にしまい込んでいるより、人々に見てもらい歴史研究に役立ててほしい」という祖父の考えで、祖母や父が所蔵品を福岡市博物館に寄贈しました。 黒田家は江戸時代に他家から養子を迎えるなどして続いています。16代目の私は大型バイクでのツーリングが趣味で、毎年、北海道に行きます。戦国の世に官兵衛が馬で駆けたであろう播磨の地を、いつかバイクで巡ってみたいですね。(聞き手・長尾尚実)(2014年1月10日07時12分読売新聞)

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